精選版 日本国語大辞典 「跡着小袖」の意味・読み・例文・類語 あとぎ‐こそで【跡着小袖】 〘 名詞 〙 江戸新吉原の遊女などが、正月の元日、二日に抱え主の出す仕着せで年礼をした後、三日から着る各自好みの小袖。あとぎ。[初出の実例]「客よりものずきにて、金銀をちりばめ、もよふの趣向をあらそひ、我おとらじと着かざる、是を跡着小袖(アトギコソデ)といふ也」(出典:洒落本・百安楚飛(1779)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例