踏み所(読み)フミド

デジタル大辞泉 「踏み所」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐ど【踏み所/踏み処】

ふみどころ」に同じ。
行李やら、支那鞄やらが足の―も無い程に散らばって居て」〈花袋蒲団

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「踏み所」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐ど【踏所・踏処】

  1. 〘 名詞 〙ふみどころ(踏所)
    1. [初出の実例]「ヨロコビ ミニ アマリ アシノ fumidomo(フミドモ) ヲボエイデ」(出典:天草本伊曾保(1593)イソポの生涯の事)

ふみ‐どころ【踏所・踏処】

  1. 〘 名詞 〙 足で踏んで立つ所。足を踏み入れる場所ふみど。
    1. [初出の実例]「散りしける花を惜しむとよく程に春は山路にふみどころなき」(出典:丹後守為忠百首(1134頃か)春)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android