身寄(読み)みより

精選版 日本国語大辞典 「身寄」の意味・読み・例文・類語

み‐より【身寄】

  1. 〘 名詞 〙
  2. みうち。親類親族
    1. [初出の実例]「はし鷹のみより妾子を産みて」(出典:雑俳・日本国(1703))
    2. 「身寄(ミヨリ)の者も長き年月の中に死に果てて」(出典人情本・恩愛二葉草(1834)三)
  3. 鷹飼の語で、鷹の右側の称。鷹を左の手にすえたとき、その右が自分に近いところからいう。
    1. [初出の実例]「はし鷹のみよりの翅身にそへて猶雪払ふ宇多の御狩場〈藤原家隆〉」(出典:続古今和歌集(1265)冬・六四五)
  4. 空穂(うつぼ)の部分の名の一つ。〔武用弁略(安政再板)(1856)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「身寄」の読み・字形・画数・意味

【身寄】しんき

頼る。

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