身自・御自(読み)みみずから

精選版 日本国語大辞典 「身自・御自」の意味・読み・例文・類語

み‐みずから ‥みづから【身自・御自】

〘副〙 =みずから(自)(三)
書紀(720)允恭七年一二月(図書寮本訓)「天皇親(ミミツカラ)(みこと)(ひ)きたまふ」
[補注]「みずから」が慣用的に使われて、元来「み」は身の意であるという意識が薄くなって、さらに「み(身)」が添えられて成立した語と考えられるが、「み」を尊敬を表わす接頭語と意識して用いたこともあったようである。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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