デジタル大辞泉 「車匿」の意味・読み・例文・類語 しゃのく【車匿】 《〈梵〉Chandakaの音写》前5世紀ごろのインドの僧。釈迦しゃかが王城を後にして出家したとき、その馬を引いたという。釈迦の没後、阿難について修行し、阿羅漢となったといわれる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「車匿」の意味・読み・例文・類語 しゃのく【車匿】 ( [梵語] Chandaka の音訳 ) 釈迦が出家のため王城を去ったとき、御者として従い、後に出家した人の名。傲慢(ごうまん)で他の僧と和合することがなかったが、釈迦入滅後は、阿難について学び、阿羅漢果を証したという。車匿舎人(しゃのくとねり)。 さのく【車匿】 〘 名詞 〙 ( 釈迦に従っていた馬丁の名から ) 馬丁、別当をいう。→しゃのく 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例