車長(読み)しゃちょう

精選版 日本国語大辞典 「車長」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐ちょう‥チャウ【車長】

  1. 〘 名詞 〙 鉄道職員の職種名の一つ。明治五年(一八七二)新橋・横浜間開業以来、同三七年(一九〇四)まで用いられた。現在の車掌にあたり、旅客荷物の取扱い、および運転に関する事務一般をつかさどった。
    1. [初出の実例]「ステーションで札を買はずに乗る所、車長(シャチャウ)の咎めに気が付いて」(出典歌舞伎勧善懲悪孝子誉(1877)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む