軍師拳(読み)グンシケン

デジタル大辞泉 「軍師拳」の意味・読み・例文・類語

ぐんし‐けん【軍師拳】

室内遊戯一種。参加者が二組に分かれ、それぞれ軍師を置き、その指揮もとに出すべき手を決めて勝負するもの。ふつう、狐拳きつねけん藤八拳)で行う。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「軍師拳」の意味・読み・例文・類語

ぐんし‐けん【軍師拳】

  1. 〘 名詞 〙 狐拳(きつねけん)一つ数人が二組に分かれ、それぞれ軍師を置き、その指揮によって出すべき手を定め勝負を決めるもの。ぐんし。
    1. [初出の実例]「『アノ軍師拳(グンシケン)を致さうぢゃアないか』『左様さね、お前様軍師におなんなはいよ』」(出典人情本・縁結娯色の糸(1839‐48)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ヒトメタニューモウイルス

(5)ヒトメタニューモウイルス(human metapneu­movirus: hMPV)概念 ヒトメタニューモウイルスはパラミクソウイルス科メタニューモウイルス属に属するウイルスで,急性呼吸器感染症...

ヒトメタニューモウイルスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android