軟石(読み)なんせき(その他表記)soft stone

精選版 日本国語大辞典 「軟石」の意味・読み・例文・類語

なん‐せき【軟石】

  1. 〘 名詞 〙 やわらかい石。
    1. [初出の実例]「劫波樹の白玉の耎石に座し」(出典:栄花物語(1028‐92頃)もとのしづく)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「軟石」の意味・わかりやすい解説

軟石
なんせき
soft stone

強度の低い軟らかい石。日本工業規格 JISで圧縮強度が 100kg/cm2未満,吸水率 15%以上,見かけ比重 2g/cm3未満の石材をいう。粗骨材中に含まれる軟質砂利をいい,コンクリートに使用すると強度,耐久性などを低下させる死に石となりやすい。凝灰岩などがこれで,主として建築物の内外壁,床,土台,石垣,土止めなどに使われる。圧縮強度が 500kg/cm2以上を硬石,500~100kg/cm2を準硬石という。

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最新 地学事典 「軟石」の解説

なんせき
軟石

soft rock

石材として用いる相対的に軟らかい天然岩石。地殻活動・火成活動が大きい日本では新第三紀以降の凝灰岩・堆積岩など,諸外国の安定大陸地塊では上部古生界以降の堆積岩類。例:札幌軟石溶結凝灰岩)。

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