転置形標目(読み)てんちけいひょうもく(その他表記)inverted heading

図書館情報学用語辞典 第5版 「転置形標目」の解説

転置形標目

目録において,通常の語順を入れ換えて構成した標目.例えば,件名標目では,限定されたものを表すのにより一般的な用語が常用されている場合や,そのままの形ではあまりに小件名が乱立するおそれがあるため,これらを一箇所に集中した方が適切な場合などに用いられる.前者の例としては「図書館公共)」があげられ,後者の例には「洋裁子ども服)」「洋裁(婦人服)」などがある.なお,語順を入れ換え転置した名辞から,標目として用いられている形への参照(「を見よ参照」)は,「転置形参照(inverted reference)」と呼ばれ,例えば「図書館(学校)→学校図書館」などがある.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

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