較著(読み)コウチョ

デジタル大辞泉 「較著」の意味・読み・例文・類語

こう‐ちょ〔カウ‐〕【較著】

[名・形動]いちじるしいこと。はっきりしていること。また、そのさま。顕著。
その優劣の―なるもの」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「較著」の意味・読み・例文・類語

こう‐ちょカウ‥【較著】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) いちじるしいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「其効於今日者、豈不較著乎哉」(出典:徂徠集(1735‐40)一三)
    2. [その他の文献]〔史記‐伯夷伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「較著」の読み・字形・画数・意味

【較著】こう(かう)ちよ

著明。〔論衡物勢〕(蒼竜白虎・朱鳥・玄武)天に四星のり、りて四獸の體を生む。含血の蟲、四獸を以て長と爲す。四獸の五行の氣を含むこと、最もなり。

字通「較」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android