輸出認証(読み)ゆしゅつにんしょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「輸出認証」の意味・わかりやすい解説

輸出認証
ゆしゅつにんしょう

輸出貿易管理令に基づいて外国為替銀行輸出貨物の代金回収政令で定める方法によって行われることを証明すること。この場合の決済としては,標準決済と,標準外決済として通商産業大臣承認を得た方法との2通りがある。本来の目的は輸出に伴う外貨の受取りを確実にして外貨を確保することにあったが,1980年 12月改正の外国為替及び外国貿易管理法 (外為法) の施行に伴い廃止された。なお輸出認証をベースに毎月発表されていた輸出認証統計も同時に廃止された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android