輿塚古墳(読み)こしづかこふん

日本歴史地名大系 「輿塚古墳」の解説

輿塚古墳
こしづかこふん

[現在地名]御津町黒崎

揖保川の河口右岸、標高六一メートルのもと山の頂上を占める前方後円墳。県指定史跡。前方部を南に向け、眼下播磨灘を望む。土採りによって前方部の大半を失い、後円部も裾がかなり削られている。破壊前の計測では全長約一一〇メートル、後円部の径約六〇メートル、高さ約一〇メートル、前方部の幅約三六メートル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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