辞色(読み)ジショク

デジタル大辞泉 「辞色」の意味・読み・例文・類語

じ‐しょく【辞色】

言葉つきと顔色。「辞色を和らげる」
病人と思えぬ程―が烈しい」〈花袋・生〉

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精選版 日本国語大辞典 「辞色」の意味・読み・例文・類語

じ‐しょく【辞色】

  1. 〘 名詞 〙 ことばつきと顔色。
    1. [初出の実例]「辞色哀惻、聳動官庁」(出典:徂徠集(1735‐40)一二・記義奴市兵衛事)
    2. 「病人と思へぬ程辞色が烈しい」(出典:生(1908)〈田山花袋〉一九)
    3. [その他の文献]〔晉書‐祖逖伝〕

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普及版 字通 「辞色」の読み・字形・画数・意味

【辞色】じしよく

ことばや顔色。〔三国志、魏、崔伝〕を罰して徒隷(とれい)と爲し、人をして之れをしむるに、辭色撓(たわ)まず。太に死を賜ふ。

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