農家戸別所得補償(読み)のうかこべつしょとくほしょう

百科事典マイペディア 「農家戸別所得補償」の意味・わかりやすい解説

農家戸別所得補償【のうかこべつしょとくほしょう】

農業作物ごとに生産数量目標を設定し,目標を守る農家に,国が,販売価格が生産コストを下回った場合にその差額を支給する制度。2009年8月の衆議院総選挙で民主党公約として掲げ,鳩山由紀夫内閣が2010年度予算に5618億円の支出を盛り込んだ。コメをモデル事業として実施,農水省は2011年度からはほか農作物や畜産業,林業漁業にも範囲を広げるとしている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android