農林漁業金融(読み)のうりんぎょぎょうきんゆう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「農林漁業金融」の意味・わかりやすい解説

農林漁業金融
のうりんぎょぎょうきんゆう

農業林業漁業など 1次産業を対象とした資金の貸し出し,ないし信用の授受のこと。1次産業には長期性,危険性,季節性,地域性,経営単位の零細性と大量性という特徴があり,ほかの産業に比べて相対的に劣弱であるので,長期低利の貸付金であることが要求される。今日の日本では農林漁業金融は協同組合組織による系統金融農業協同組合森林組合漁業協同組合およびそれぞれの連合会,農林中央金庫)と財政投融資による制度金融の二つを中心にして行なわれている。制度金融については特別会計を通じて行なっているものもあるが,大部分の長中期資金は日本政策金融公庫(→農林漁業金融公庫)を通じて行なわれている。また,農林漁業金融の信用保証機関として農林漁業信用基金がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む