劣弱(読み)れつじゃく

精選版 日本国語大辞典 「劣弱」の意味・読み・例文・類語

れつ‐じゃく【劣弱】

〘名〙 (形動) おとっていて弱いこと。また、そのさま。
※秘蔵宝輪(830頃)上「第三〈略〉劣弱愚朦、以此咳児
※京大二十冊本毛詩抄(1535頃)「宣王の令幽王王の後ぢゃほどに劣弱な時分ぢゃほどに結構にたをといていかれたぞ」 〔郭璞‐辞尚書郎表〕

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デジタル大辞泉 「劣弱」の意味・読み・例文・類語

れつ‐じゃく【劣弱】

[名・形動]能力勢力などが劣っていて弱いこと。また、そのさま。「劣弱組織
[派生]れつじゃくさ[名]
[類語]弱い弱体弱小無力非力ひよわ虚弱羸弱るいじゃく尩弱おうじゃく病弱脆弱ぜいじゃく繊弱薄弱柔弱惰弱孱弱せんじゃくもろやわやわ軟弱華奢きゃしゃひ弱いか弱い弱弱しい

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普及版 字通 「劣弱」の読み・字形・画数・意味

【劣弱】れつじやく

能力が劣る。〔後漢書、順帝紀〕(永建元年)幽・涼州の刺に詔し、~年老いて劣軍事に任(た)へざるは、名を上(たてまつ)らしむ。

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