農業構造動態調査(読み)のうぎょうこうぞうどうたいちょうさ

共同通信ニュース用語解説 「農業構造動態調査」の解説

農業構造動態調査

農業生産就業などに関する基礎データを把握し、農政企画立案に必要な資料とするため農林水産省が実施している調査。5年ごとに「農林業センサス」が実施される年を除き、毎年行われる。農林業センサスが農林業を営むすべての世帯法人対象とし、「農林業の国勢調査」と呼ばれるのに対し、農業構造動態調査はサンプル調査となっている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

世界大百科事典(旧版)内の農業構造動態調査の言及

【世界農業センサス】より

…このように世界農林業センサス,農業センサスは農林業に関する資源総量の把握をめざすとともに,農家・林家の経済的性格の変化,農業生産構造の変化を包括的に把握することを意図するものであり,日本の農業構造の現状を把握するための最も基本的な農業統計である。なお上記両センサスの行われない年次においては補完的な標本調査として1951年から農業動態調査(名称はその後,農業調査,農業構造動態調査と改称)が毎年実施されている。 なお,FAO提唱の世界農業センサスは,FAOの前身である万国農事協会が1930年に世界38ヵ国の参加で行ったことに始まる。…

※「農業構造動態調査」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む