辺垂(読み)ヘンスイ

デジタル大辞泉 「辺垂」の意味・読み・例文・類語

へん‐すい【辺垂/辺×陲】

国の果て。辺境辺陬へんすう

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精選版 日本国語大辞典 「辺垂」の意味・読み・例文・類語

へん‐すい【辺垂・辺陲】

  1. 〘 名詞 〙 国のさかい。国の果て。辺境。辺陬(へんすう)
    1. [初出の実例]「自頃年夷浮猖狂、辺垂失一レ守事不已」(出典続日本紀‐延暦二年(783)四月乙丑)
    2. 「辺陲(ヘンスヰ)九州をも探って見る気になったのである」(出典:恩讐彼方に(1919)〈菊池寛〉四)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐成公一三年〕

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