辺垂(読み)ヘンスイ

精選版 日本国語大辞典 「辺垂」の意味・読み・例文・類語

へん‐すい【辺垂・辺陲】

  1. 〘 名詞 〙 国のさかい。国の果て。辺境。辺陬(へんすう)
    1. [初出の実例]「自頃年夷浮猖狂、辺垂失一レ守事不已」(出典続日本紀‐延暦二年(783)四月乙丑)
    2. 「辺陲(ヘンスヰ)九州をも探って見る気になったのである」(出典:恩讐彼方に(1919)〈菊池寛〉四)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐成公一三年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む