辺風(読み)へんぷう

精選版 日本国語大辞典 「辺風」の意味・読み・例文・類語

へん‐ぷう【辺風】

  1. 〘 名詞 〙 辺境の地を吹く風。
    1. [初出の実例]「忽起辺風焦声、雄光列列看更明」(出典文華秀麗集(818)下・和滋内史奉使遠行観野焼之作〈巨勢識人〉)
    2. [その他の文献]〔陳子昂‐著作佐郎崔融等従梁王東征〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「辺風」の読み・字形・画数・意味

【辺風】へんぷう

辺地の風。唐・張喬〔辺将に宴す〕詩 一曲梁州西涼の献じた曲、のちの梁州曲)、金石く 邊風颯(せうさつ)として、江を動かす

字通「辺」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android