デジタル大辞泉 「辻番付」の意味・読み・例文・類語 つじ‐ばんづけ【×辻番付】 歌舞伎番付の一。興行前に市中の辻々や湯屋・床屋などに貼り、また、ひいき先にも配った一枚刷りの宣伝用の番付。大正ごろからポスター・チラシなどに変わった。櫓下やぐらした番付。配り番付。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「辻番付」の意味・読み・例文・類語 つじ‐ばんづけ【辻番付】 〘 名詞 〙 歌舞伎番付の一つ。興行前に、辻々または湯屋・床屋などに張り出し、また役者・芝居茶屋・出方などから初番付といってひいき先に配った一枚摺りの宣伝用番付。辻看板。櫓下。辻番。[初出の実例]「辻番付といふ又やくら下ともいふ」(出典:賀久屋寿々免(1845)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
世界大百科事典(旧版)内の辻番付の言及 【番付】より …いわゆる〈顔見世番付〉である。続いて興行ごとの演目や配役を知らせる〈辻番付〉や〈役割番付〉が刊行される。また演目の内容を絵にした〈絵本番付〉もある。… ※「辻番付」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」