辻輝子(読み)ツジ テルコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「辻輝子」の解説

辻 輝子
ツジ テルコ


職業
声楽家

生年月日
明治40年 12月1日

出生地
長崎県 長崎市

学歴
活水女学院音楽師範科〔昭和2年〕卒

経歴
福岡女学院で音楽を教える。昭和7年に教職を辞して上京し、音楽家の奥田良三山田耕筰師事。声楽家として立ち、「源氏物語」に題材をとった鈴木二三雄(チェロ奏者)作曲の「紫」の声楽部門を担当、全国公演を行って好評を博した。のち山田耕筰と結婚し、以後は夫が手がけたオペラや新作歌曲などで活躍。

没年月日
昭和48年 7月5日 (1973年)

家族
夫=山田 耕筰(作曲家)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「辻輝子」の解説

辻 輝子
ツジ テルコ

昭和期の声楽家



生年
明治40(1907)年12月1日

没年
昭和48(1973)年7月5日

出生地
長崎県長崎市

学歴〔年〕
活水女学院音楽師範科〔昭和2年〕卒

経歴
福岡女学院で音楽を教える。昭和7年に教職を辞して上京し、音楽家の奥田良三や山田耕筰に師事。声楽家として立ち、「源氏物語」に題材をとった鈴木二三雄(チェロ奏者)作曲の「紫」の声楽部門を担当、全国で公演を行って好評を博した。のち山田耕筰と結婚し、以後は夫が手がけたオペラや新作歌曲などで活躍。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「辻輝子」の解説

辻輝子 つじ-てるこ

1907-1973 昭和時代の声楽家。
明治40年12月1日生まれ。福岡女学院の音楽教師をつとめる。昭和7年上京し,奥田良三,山田耕筰(こうさく)に師事。チェロ奏者鈴木二三雄作曲「紫」の声楽部門を担当して全国を巡演。のち耕筰と結婚,新作歌曲の普及などにつとめた。昭和48年7月5日死去。65歳。長崎県出身。活水女学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android