デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「辻辰三郎」の解説 辻辰三郎 つじ-たつさぶろう 1916-2004 昭和後期-平成時代の検察官,弁護士。大正5年7月23日生まれ。海軍少佐で復員し,昭和22年検事となる。法務省官房長などをへて,東京高検検事長となり,ロッキード事件の公判,ダグラス-グラマン事件の捜査を指揮。54年検事総長。56年弁護士に転じる。58年の戸塚ヨットスクール事件では被害者遺族に遺体の解剖をすすめ,事件解決のきっかけをつくった。平成16年8月28日死去。88歳。京都出身。東京帝大卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例