近藤弥市(読み)こんどう やいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近藤弥市」の解説

近藤弥市 こんどう-やいち

1793-1854 江戸時代後期の武士
寛政5年7月15日生まれ。上野(こうずけ)前橋の人。武蔵川越藩(埼玉県)前橋陣屋の代官として,松平直恒以降3代の藩主につかえる。天保(てんぽう)9年凶作や悪疫で困窮する橳島(ぬでじま)村の救済を命じられ,17年間にわたる努力のすえ村の再建に成功した。嘉永(かえい)7年11月6日死去。62歳。名は容進。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android