精選版 日本国語大辞典 「迦葉の口に笑みを含む」の意味・読み・例文・類語 かしょう【迦葉】 の 口(くち)に笑(え)みを含(ふく)む 釈迦が霊鷲山(りょうじゅせん)で説法した時、一枝の華(はな)をひねってまばたきしたのを見て、迦葉ひとりがその意味を解してほほえんだという故事。それによって釈迦は迦葉に正法眼蔵を付与したという。拈華微笑(ねんげみしょう)。[初出の実例]「迦葉のくちのうちにえみをふくめるほどこそをかしけれ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)玉の飾) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例