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迦葉摩騰 かしょうまとう Kāśyapamātanˈga

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

迦葉摩騰
かしょうまとう
Kāśyapamātanˈga

インドの僧。バラモン出身。大乗,部派仏教の経律に通暁。後漢の永平 10 (67) 年明帝に招請されて竺法蘭とともに中国の洛陽に入り,白馬寺を与えられて住んだといわれる。また竺法蘭とともに『四十二章経』 (1巻) を訳したと伝えられる。

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デジタル大辞泉の解説

かしょうまとう〔カセフマトウ〕【迦葉摩騰】

《〈梵〉Kāśyapamātaṅga》インドの仏僧。竺法蘭(じくほうらん)とともに、中国に初めて仏教をもたらし、67年、洛陽の白馬寺に住し、四十二章経を訳したと伝えられる。生没年未詳。

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大辞林 第三版の解説

かしょうまとう【迦葉摩騰】

Kāśyapamātaṅga〕 中国に初めて仏教を伝えたインド僧。後漢代、67年に竺法蘭とともに洛陽の白馬寺で四十二章経を訳した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

迦葉摩騰
かしょうまとう

生没年不詳。サンスクリット名はカーシュヤパマータンガKyapamtaga。1世紀ころ中国に仏教を伝えた最初のインド僧と伝える。竺摩騰(じくまとう)、摂摩騰(しょうまとう)ともいう。伝説によると、後漢(ごかん)の明帝(めいてい)が夢に金人(きんじん)(仏)をみて、仏教を求め、使者をインドに遣わした。途中、使者は大月氏(だいげっし)国(中央アジア)で中インドの僧、迦葉摩騰と竺法蘭(じくほうらん)に会った。二人の僧は使者に伴われ、経典、画像を白馬に乗せて、67年(永平10)洛陽(らくよう)に至り、白馬寺(はくばじ)に住し、『四十二章経(しじゅうにしょうぎょう)』(実践倫理的教訓を42章に抄集した経典)を訳したという。これは史実ではないが、5世紀ころから、迦葉摩騰は仏教初伝の僧で、『四十二章経』は最初の訳経、白馬寺は初建の寺であるということが、中国における仏教初伝の定説となった。なお『四十二章経』については、5世紀ころ中国で成立したとみられ、「高麗(こうらい)本」と禅宗的改変の「守遂(しゅすい)本」の2系統が現存する。[柴田 泰]

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