退身(読み)タイシン

デジタル大辞泉 「退身」の意味・読み・例文・類語

たい‐しん【退身】

[名](スル)ある事柄から身を引くこと。特に、官職を退くこと。致仕ちし
「―の取做し頼むの外、予も別に思案はないわえ」〈逍遥桐一葉

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精選版 日本国語大辞典 「退身」の意味・読み・例文・類語

たい‐しん【退身】

  1. 〘 名詞 〙 関係していた事柄から手を引くこと。特に、官職からしりぞくこと。致仕(ちし)
    1. [初出の実例]「先非を悔むの心より退身せんと思ひ定め」(出典:人情本・春情花の朧夜(1860頃か)初)

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普及版 字通 「退身」の読み・字形・画数・意味

【退身】たいしん

隠退。

字通「退」の項目を見る

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