逃句(読み)にげく

精選版 日本国語大辞典 「逃句」の意味・読み・例文・類語

にげ‐く【逃句】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 言いのがれようとして言うことば。逃げ口上。
    1. [初出の実例]「衆道の因(ちなみ)を見んためと逃句(ニゲク)」(出典:浮世草子・鬼一法眼虎の巻(1733)四)
  3. ② 連句の付合(つけあい)で、前句に手のこんだ人事、抒情句などが続いたあとや、むずかしい句などに風雨、寒暖、時分、時節などで、軽くあしらいつける句。やり句。
    1. [初出の実例]「ちるもと桜のうへにうつしたる本意、迯句なるべし」(出典:俳諧・句兄弟(1694)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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