デジタル大辞泉 「逆様事」の意味・読み・例文・類語 さかさま‐ごと【逆様事】 ものの道理に反すること。また、順序が逆になること。特に、親が先立った子を弔うこと。さかさごと。「早く死んで仕舞いさえすれば、何の―も見ずに済んだで御座りまするが」〈木下尚江・良人の自白〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「逆様事」の意味・読み・例文・類語 さかさま‐ごと【逆様事】 〘 名詞 〙 順序が逆であること。親が子などの葬儀・追善等を営むこと。また、ものの道理にあわないこと。さかさごと。さかしまごと。さかごと。[初出の実例]「逆(サカサマ)ことや長大の男(こ)を先立て野外に之を送る有様申は中中疎なり」(出典:私聚百因縁集(1257)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例