透明度板(読み)トウメイドバン(英語表記)Secchi disc

デジタル大辞泉 「透明度板」の意味・読み・例文・類語

とうめいど‐ばん【透明度板】

透明度を測定するために用いる直径30センチの白色円板。実用化したイタリア天文学者の名から、セッキー板ともいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「透明度板」の意味・読み・例文・類語

とうめいど‐ばん【透明度板】

〘名〙 海水湖水などの透明度測定に用いる直径三〇センチメートルの白色に塗られた円板。考察者の名からセッキー板ともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

海の事典 「透明度板」の解説

透明度板

海水の透明度を測定するための直径30cmの白色の円板で、下部におもりを付け、水平を保ちながら船上からロープで下ろし、ちょうど見えなくなった深さを 測定し、それを透明度と定義する。考案者であるイタリアの天文学者、イエズス会士 P. A. Secchi (1818-1878)の名前をとって、セッキー板とも呼ばれる。通常艶消しラッカーを用いて白色に塗られるが、色調多少の違いがあっても測定値には関 係しない。 (永田

出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「透明度板」の意味・わかりやすい解説

透明度板
とうめいどばん
Secchi disk

セッキー板ともいう。直径 30cmの白色円板で,海水などの透明度をはかるもの。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android