コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

通気療法のいろいろ つうきりょうほうのいろいろ

家庭医学館の解説

つうきりょうほうのいろいろ【通気療法のいろいろ】

 耳管狭窄症(じかんきょうさくしょう)や滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)は、耳管が狭くなり、中耳腔(ちゅうじくう)に十分な空気が送り込まれないためにおこります。
 そこで、耳管を介して中耳腔に強制的に空気を送り込み、これらの病気を治療するのが通気療法です。
 この通気療法は、耳管の空気の通り具合を調べる通気検査法(つうきけんさほう)としても利用されます。
 通気療法には、患者さん本人が行なえるバルサルバ法、医師が行なう子ども用のポリッツェル法、おとな用のカテーテル法などがあります。
●バルサルバ法
 鼻を指でつまみ、口を閉じて、強く息をはくと、耳管を介して中耳腔に空気が送り込まれます。
 この方法で生じる気圧は弱く、症状が軽いときでなければ効果はありません。
●ポリッツェル法
 片側の鼻の孔(あな)からゴム球を挿入し、反対側の孔は指で塞(ふさ)ぎます。そして、患者さんに水を飲み込ませるか、「ハック」「クックックー」「ガッコー」などと発音させ、同時にゴム球を圧縮して耳管から中耳腔に空気を送り込みます。両側の中耳腔に同時に空気が入ります。
●カテーテル法
 加圧空気を送るコンプレッサーにカテーテル(細い管)をつなぎ、カテーテルを片方の鼻の孔から挿入、鼻の奥の耳管の入り口にカテーテルの先端をあてて、強制的に空気を送り込みます。強力で、片側だけに行なえる理想的な方法です。

出典|小学館家庭医学館について | 情報

通気療法のいろいろの関連キーワード癒着性中耳炎

今日のキーワード

異常天候早期警戒情報

5日から 8日先を最初の日とする 7日間の平均気温がかなり高い,またはかなり低い確率が 30%以上と見込まれる場合に注意を呼びかけるため気象庁から発表される情報。低温や猛暑が長く続くと,人の活動や農作...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android