速度地震計(読み)そくどじしんけい

最新 地学事典 「速度地震計」の解説

そくどじしんけい
速度地震計

velocity seismograph

振子強制振動を示す項は,次のように書き直せる。
 
この式は,振子が外部からの振動aa0sin(ωt-δ)による速度振幅a0ωに対して,倍の倍率で反応することを示す。この係数のうち,1/2εは振子に固有の定数だから除外すれば, の部分(速度地震計の感度係数)は,減衰定数hパラメーターとしてu関数である。hを適当に大きく,例えば10にすれば,この振子は自分のもつ固有周期の0.1~10倍くらいの範囲の周期をもつ地震動による速度振幅に対し,ほぼ同一の倍率で反応する。この性質を利用したのが速度地震計で,この場合,地震動に対する振子の振動の位相の遅れδはほぼ90°, つまり約1/4波長である。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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