速筆(読み)ソクヒツ

精選版 日本国語大辞典 「速筆」の意味・読み・例文・類語

そく‐ひつ【速筆】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 書の用筆法の一つ。遅筆に対して行筆のはやいことをいう。
    1. [初出の実例]「筆法の練習を為さねば省筆の法が解らぬから、速筆(ソクヒツ)の様でも其実遅筆で、教場の速記が思ふ様に出来ない」(出典:閑耳目(1908)〈渋川玄耳〉筆蹟の大切なること)
  3. ② 文章などの書き方がはやいこと。
    1. [初出の実例]「彼の速筆は我国の近松の如く有名で、その劇場に呈出した脚本には、書直しが一個所もなかったと」(出典:シェークスピアの本体(1933)〈菊池寛〉)

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