連て(読み)つれて

精選版 日本国語大辞典 「連て」の意味・読み・例文・類語

つれ‐て【連て】

連語〙 (動詞「つれる(連)」の連用形助詞「て」の付いたもの。「…につれて」の形で、接続助詞的にも用いる) ある事柄動作に伴って、他の事象が起こることを示す。(…に)従って。(…に)応じて。
※梵舜本沙石集(1283)八「うちつれたる童部の馬を先きに馳せければ、つれて走るに」
浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二「鳥の音(ね)時節に連(ツ)れて哀れに聞える」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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