ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「連星起源説」の意味・わかりやすい解説 連星起源説れんせいきげんせつbinary hypothesis 太陽系の起源を論じる遭遇説の一つ。 J.ジーンズの潮汐説では,惑星のもつ大きな運動量が説明できないので,1936年 H.ラッセルおよび R.リトルトンは,太陽が初め連星であったとし,そこへ第3の恒星が通過して伴星を連れ去ったと考えてジーンズ説の難点を救った。しかし,のちに C.ワイゼッカーの乱流渦動説が出て遭遇説全体は人気を失った。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by