過刻(読み)カコク

精選版 日本国語大辞典 「過刻」の意味・読み・例文・類語

か‐こくクヮ‥【過刻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 予定以上の時間を過ごすこと。ある時刻を過ぎること。
    1. [初出の実例]「先刻出仕いたしたが、御前のお召しにお囲(かこ)ひにて、御密談申せしゆゑ、思はず過刻(クヮコク)致してござる」(出典歌舞伎宇都宮紅葉釣衾宇都宮釣天井)(1874)三幕)
  3. 先刻。さきほど。
    1. [初出の実例]「過刻(クヮコク)、此事承知、取物も取あへず、馳参候」(出典:仮名草子・諸虫太平記(1681‐88頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む