遐域(読み)かいき

精選版 日本国語大辞典 「遐域」の意味・読み・例文・類語

か‐いき‥ヰキ【遐域】

  1. 〘 名詞 〙 はるかに遠い地域。遐壌
    1. [初出の実例]「遐域の物、長風に濤を破て、万里爰に湊る」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)初)
    2. [その他の文献]〔宋書‐武帝紀下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「遐域」の読み・字形・画数・意味

【遐域】かいき(ゐき)

遠方の地。外国。〔宋書、武帝紀下〕才く事艱(かた)く、津濟(わたし)無きが(ごと)し。夕に(おそ)れ永く念(おも)ひ、心を遐域に馳す。

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