デジタル大辞泉 「長風」の意味・読み・例文・類語 ちょう‐ふう〔チヤウ‐〕【長風】 非常に遠くから吹いてくる風。また、遠くまで吹いていく強い風。勢いの盛んなことにたとえていう。「薩長土肥は輿論の―に駕して」〈小林雄七郎・薩長土肥〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「長風」の意味・読み・例文・類語 ちょう‐ふうチャウ‥【長風】 〘 名詞 〙 遠くから吹いて来る風。あるいは、遠くまで吹いてゆく強い風。また、雄々しい勢いのあるさまにたとえていう。[初出の実例]「前則客路長風、顧則故国喬木」(出典:羅山先生文集(1662)三・答宗礀)[その他の文献]〔宋書‐宗愨伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「長風」の読み・字形・画数・意味 【長風】ちよう(ちやう)ふう 遠くまで吹く風。〔宋書、宗愨伝〕叔炳(へい)、高にして仕へず。愨、年少の時、炳、其の志を問ふ。愨曰く、願はくは、長風に乘じて里の波を破らんと(大業を成すのにたとえる)。字通「長」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報