精選版 日本国語大辞典 「遑遑」の意味・読み・例文・類語 こう‐こうクヮウクヮウ【遑遑】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 うろうろして心がおちつかないさま。いそがしいさま。あわただしいさま。皇皇。[初出の実例]「遑遑不レ息又棲棲、風転二飛蓬一客意迷」(出典:田氏家集(892頃)下・九月晦日)「遑々たる行人、雑々たる巷街の声」(出典:帰省(1890)〈宮崎湖処子〉一)[その他の文献]〔陶潜‐帰去来辞〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「遑遑」の読み・字形・画数・意味 【遑遑】こうこう(くわうくわう) いそがしく、うろうろする。〔塩鉄論、散不足〕孔子の栖栖(せいせい)たるは、固を疾(にく)めばなり。子の遑遑たるは、世を閔(うれ)ふればなり。字通「遑」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報