道了(読み)どうりょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「道了」の解説

道了 どうりょう

伝説上の僧。
応永(1394-1428)のころ,相模(さがみ)(神奈川県)小田原大雄山最乗寺開山(かいさん)了庵慧明(りょうあん-えみょう)にしたがう。怪力の持ち主で,寺の伽藍(がらん)建立(こんりゅう)をたすけ,師がなくなると姿を天狗(てんぐ)にかえ,以後寺の守護神となったという。道了大権現(だいごんげん)として信仰をあつめた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android