日本歴史地名大系 「道安寺横穴古墳群」の解説 道安寺横穴古墳群どうあんじよこあなこふんぐん 宮城県:宮城郡利府町菅谷村道安寺横穴古墳群[現在地名]利府町菅谷東北本線利府駅の西方約二・五キロ、富谷(とみや)丘陵の一部が東に向かって張出した標高約五〇メートルの丘陵斜面にある。分布状態から大きく三地区に分けられ、それぞれ菅谷(すがや)薬師神社横穴古墳群、菅谷横穴古墳群、南馬場崎(みなみばばさき)横穴古墳群とよばれ、これらを総称して道安寺横穴古墳群という。これまでに約四〇基が調査され、玄室・玄門・羨道からなる両袖型の横穴が大部分であることが判明している。玄室内に台床をもつものもみられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by