デジタル大辞泉
「富谷」の意味・読み・例文・類語
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富谷[町] (とみや)
宮城県中央部,黒川郡の町。人口4万7042(2010)。吉田川中流南岸の丘陵を占める。中心集落の富谷は江戸時代には奥州街道の宿場町で,銘茶の産地としても知られた。丘陵を刻む小河川の谷底に水田があり,米作中心の農業が行われてきたが,1970年代以降仙台市のベッドタウンとして住宅団地の開発が進められ,人口が急増した。90-95年の人口増加率は23%で県下2位である。国道4号線に沿って丘陵地にゴルフ場などがつくられている。
執筆者:千葉 立也
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報