道頓堀布袋町(読み)どうとんぼりほていちよう

日本歴史地名大系 「道頓堀布袋町」の解説

道頓堀布袋町
どうとんぼりほていちよう

[現在地名]南区畳屋たたみや

単に布袋町ともいう。南畳屋みなみたたみや町の南にあり、丼池どぶいけ筋を挟む両側町。北は八幡はちまん筋、南は三津寺みつてら筋の半町ほど南まで。安政三年(一八五六)水帳(大阪市立中央図書館蔵)の延宝七年(一六七九)奥書写によると、同年南畳屋町のうち八幡筋以南の屋敷一九軒、道頓堀御前どうとんぼりおまえ町の屋敷一一軒の計三〇軒の町として成立した。大坂三郷南組に属し、元禄一三年(一七〇〇)三郷水帳寄帳では屋敷数二八・役数三三役で、うち年寄一役が無役。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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