達古武湖(読み)たつこぶこ

日本歴史地名大系 「達古武湖」の解説

達古武湖
たつこぶこ

釧路川左岸にある海跡湖。周囲五キロで、長辺二・四キロ、短辺〇・八キロ、面積一・四平方キロ、最大水深三メートル(平均水深一・九メートル)。南東部から達古武川が流入してデルタが形成され、キタヨシが生茂る低層湿原となっている。木村蝦夷日記」に「タツコフ古夷家一軒」とある(寛政一〇年一〇月一八日条)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「達古武湖」の解説

達古武(たっこぶ)湖

北海道釧路郡釧路町北部にある湖。釧路湿原国立公園に属し、面積は約1.31平方キロメートル。湖畔にはカヌー乗場が整備され、付近にはキャンプ場もある。「達古武沼」ともいう。

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