低層湿原(読み)テイソウシツゲン

大辞林 第三版の解説

ていそうしつげん【低層湿原】

湖沼や河川の水辺、あるいは地下水の浅い土地に発達する平坦な湿原。ヨシ・スゲを主とし、ミズゴケが生えず、栄養に富む。 ⇔ 高層湿原

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の低層湿原の言及

【湿原】より

…栄養物質に富み酸性度も高くない水に涵養される鉱物質栄養性(富栄養性)湿原fenと,涵養水が雨水に限られ,栄養物質が少なく酸性の水に涵養される降水栄養性(貧栄養性)湿原bogとに大別され,中間のものを中栄養性湿原という。地下水位との関係でできた語で,よく用いられている低層湿原low moor,中間湿原middle moor,高層湿原high moorという呼び方は,それぞれ貧・中・富栄養性湿原の意味で使われている。
[湿原の遷移]
 泥炭湿原のでき方には,湖沼の陸化による場合と,草原や森林の排水不良や湧水での沼沢化による場合とがあり,沼沢湿原,低層湿原,高層湿原へと進行するのが普通である。…

※「低層湿原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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