達文(読み)たつぶん

精選版 日本国語大辞典 「達文」の意味・読み・例文・類語

たつ‐ぶん【達文】

〘名〙
① いきいきとした文章。達者に書かれた文章。
落葉(1889‐90)〈内田魯庵〉「百歳の後までもに〈略〉名をも伝へ得たるもの豈に渠(かれ)が達文(タツブン)の致す処ならずや」
② 理路整然と書かれた文章。筋道のはっきりした文章。

たっし‐ぶみ【達文】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「達文」の意味・読み・例文・類語

たつ‐ぶん【達文】

理路整然として、意味のよく通る文章。伝えようとすることが、よくわかる文章。
生き生きとした文章。達者に書かれた文章。
[類語]名文麗筆美文雅文才筆

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