達理(読み)たつり

精選版 日本国語大辞典 「達理」の意味・読み・例文・類語

たつ‐り【達理】

  1. 〘 名詞 〙 物事奥義を身につけること。真理を悟ること。道理に通じること。
    1. [初出の実例]「我は観念隙惜ししと明心達理(ダツリ)の眼を閉ぢ、御衣を被いて座を組めば」(出典浄瑠璃・聖徳太子絵伝記(1717)五)
    2. [その他の文献]〔呂氏春秋‐審応覧・不屈〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「達理」の読み・字形・画数・意味

【達理】たつり

理を悟る。〔荘子秋水を知るは必ず理にす。理にするは必ず(変)にらかなり。らかなるは、物を以て己をせず。

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