遠山元一(読み)トオヤマ ゲンイチ

20世紀日本人名事典 「遠山元一」の解説

遠山 元一
トオヤマ ゲンイチ

大正・昭和期の実業家 日興証券創業者;東京証券取引所理事会議長。



生年
明治23(1890)年7月21日

没年
昭和47(1972)年8月9日

出生地
埼玉県

学歴〔年〕
川島高等小学校〔明治37年〕卒

経歴
高小を出て上京し、株屋に奉公したあと、大正3年に郷里の名をとった川島屋商店(のちに川島屋証券)を創立。昭和19年には日本興業銀行系の旧日興証券と合併して現在の日興証券を創立し、社長に就任する。以後、4大証券の一つとしての同社の地位を固める一方、日本証券業協会連合会会長、東京証券取引所理事会議長など業界の要職歴任戦後の証券業界の近代化にも尽くし、“遠山天皇”の異名をとった。熱心なクリスチャンでもあった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「遠山元一」の解説

遠山元一 とおやま-げんいち

1890-1972 大正-昭和時代の実業家。
明治23年7月21日生まれ。遠山一行(かずゆき)の父。埼玉県の豪農生家が没落したため東京日本橋兜町ではたらく。大正7年川島屋商店を創立。昭和18年川島屋証券社長となり,翌年旧日興証券との合併により日興証券の社長,のち会長。日本証券業協会会長。昭和47年8月9日死去。82歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「遠山元一」の解説

遠山 元一 (とおやま げんいち)

生年月日:1890年7月21日
大正時代;昭和時代の実業家。日興證券社長;日本証券業協会連合会会長
1972年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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