デジタル大辞泉プラス 「遠州焼き」の解説 遠州焼き 静岡県浜松市とその周辺で提供されるご当地料理。遠州(えんしゅう)は現在の静岡県西部にあたる旧国名「遠江国」の異称。お好み焼きの生地にたくあんのみじん切り、紅ショウガ、ネギを混ぜて薄く焼き上げたものを折りたたみ、醤油またはウスターソースで味をつけ、イワシやサバの削り節をかけて仕上げる。戦後の食糧不足の時期に、三方原特産のダイコンを使用したたくあんが比較的容易に入手できたことから生まれた料理とされる。お好み焼き店のほか、駄菓子屋でも提供される庶民のおやつ。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報