遠点(読み)エンテン

デジタル大辞泉の解説

えん‐てん〔ヱン‐〕【遠点】

目の調節作用によらず、毛様体(もうようたい)の筋肉が弛緩(しかん)したままの状態で、はっきりと見ることのできる外界物の位置。正視眼では、前方の無限大の遠方にある。→近点1
中心天体のまわりを楕円運動している天体が最も遠ざかる点。遠日点遠地点など。→近点2

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

えんてん【遠点】

目の調節を休止した状態で網膜上に結像できる外界物点の位置。正視眼では無限遠。
中心天体に対して、それをめぐる天体が最も遠ざかる位置。遠日点・遠地点など。
▽⇔ 近点

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の遠点の言及

【屈折異常】より

…このように見るものの距離に応じて,水晶体の厚さを変えることを眼の調節という。この調節力をもっともはたらかせて見える点を近点といい,網膜上に像を結びうるもっとも遠い点を遠点という。したがって,正視では遠点は無限遠ということになる。…

※「遠点」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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