正視(読み)セイシ

デジタル大辞泉 「正視」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「正視」の意味・読み・例文・類語

せい‐し【正視】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) まっすぐに見ること。まともに見ること。正面から見ること。
    1. [初出の実例]「白光を発すること甚だ強く、全室の暗きも、白昼に異ならず、之を正視すれば、目を傷るべし」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉三)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐定公五年〕
  3. せいしがん(正視眼)」の略。

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世界大百科事典(旧版)内の正視の言及

【屈折異常】より

…この調節力をもっともはたらかせて見える点を近点といい,網膜上に像を結びうるもっとも遠い点を遠点という。したがって,正視では遠点は無限遠ということになる。こうした眼の調節は自律神経によって支配される。…

※「正視」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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